2009年12月21日月曜日

年賀状の刷り上がり

完全に忘却の彼方だった来年の年賀状の作成を再開.
住所ラベルの更新とか概ね3時間の作業.
すでに図柄自体はできたので,殆どが印刷・手書きに費やされた.

レイアウトの中に俺の今の意気込みを隠したつもりなので,届いた方は探してみてください.

***
毎年このような一捻りした年賀状を作成するようになったのには理由がある.
親父の古くからの友人の一人に,毎年凝った葉書を寄越す人がいて,
密かに自分宛の年賀状よりも楽しみにしていた.

当時は年賀状といえば子供心に全く面白みのないすべて手書きの毛筆体で,
謹賀新年なりの文字は読めるものの,恐ろしく殺風景な葉書たちの中,
ひと際鮮やかな多色刷りで温かみのある一枚の葉書があった.

ある年は版画で,ある年はプリントゴッコで,ある年はレーザープリンタで
・・・と年を経るにつれ使っている機材は良くなっているものの,必ず捻りのある年賀状で,
ひと際異彩を放つ葉書を年賀状の山から探すのが元旦の楽しみだった.

どうせ貰うなら楽しい物の方が良い.どうせ作るなら面白い物の方が良い.
干支のイラストがすでに印刷されていていかにもコンビニから買ってきた葉書に,
ボールペンで「今年も宜しく」とだけ書いて送る事は俺には出来ない.
そうこうしているうちに,暮れになるとネタ出しに始終悩むという年中行事が出来上がった.

***
人に打ち明けるのは初めてだけれど,実は次のような拘りがある.
  • ネタを仕込む
  • 干支の動物のイラストを必ず入れる
  • 干支の漢字を必ず入れる
  • 謹賀新年を入れる
  • 「HAPPY NEW YEAR!」の文字列を入れる
    ※今回は妹に指示する際に末尾の「!」を入れてもらうのを忘れてしまっていた(不覚・・・)
  • 新年の西暦年を入れる.
これらの縛りを入れた上で毎年の年賀状は構成されています.
暇な方はこれまでの年賀状を見直してみてくださいね.

0 件のコメント:

コメントを投稿