内容はTBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」の生放送中の1時間で何個グリコ2段熟のカレーを販売できるかといったもので，販売タレントとしてこちらはテツandトモの御両人．むこうははなわさんで実に過去3連勝という実績の持ち主．要は，おいらはたまたまチャレンジャー側についたわけです．ちなみに有名人を間近に見るのは，記憶を辿るにずっと昔に仙台の24時間テレビの会場で見たダンプ松本と，東京の劇場の裏口から出てきた田村正和(かなりの遠目)に続き3回目だったりする．
スーパーにつくと，既にかなりの人だかりができており，客の頭の隙間からテツトモのテレビで見慣れた顔がちらちら見えている状態．とは言え，その半数くらいは何のイベントが催されているのかご存じない様子で，見知らぬばあさまから「何をやっているのかねえ」と尋ねられてしまった．媒体がラジオなのでこんなものなんだろう．
販売価格は1箱128円と一般的な安売り価格に設定されていたものの，まとめて買う毎に「握手」→「くじ引き」→「サイン入り色紙＆ステッカー＆写真撮影」→「限定CD」 →「Tシャツ」→「お揃いのジャージで写真撮影」・・・といったふうにおまけのグレードが上がっていくのだ（最高で100個!）．そのためには最低でも7〜10箱購入する必要があって，そう，このイベントでものすごい量のカレーが捌けるのはこういったからくりがあるのだった．
戦いの開始は午後の2時だった．普段のスーパーマーケットには在らざる異様な熱気の中，ラジオから流れるスタートの合図と共に，うずたかく積み上げられたカレーの山が少しずつだが確実に崩されていく．どの人も5個10個とカレーを受け取り景品を受け取っていくのだが，時折大きな歓声が上がることがある．「 次の方はなんと30個お買い上げ！…で景品のTシャツをゲットです」といった風で，開始早々かなりの上位景品だった特製Tシャツは直ぐになくなってしまった．
前の人たちがことごとく10個の景品「ステッカーとサイン入り色紙と写真撮影権」を選んでいる中，おいらはちょっと奮発して15個の「特別製CD」 を選択した．合わせても2000円弱であって，CD付きであればそれほど気にならない金額だったからだ．
仕入れ時のラップが剥がされていない辛口カレーは10個セットで，残りの5個はこの際だから味のバリエーションを取るためのハヤシライスで合計15個である．普段このような買い方はしないので，カレールゥのもつ意外なまでの重量感にささやかな後悔をしつつ，テツトモの前へ．
本当に人当たりのいいコンビ．子供の扱いも手馴れたものだし，長ーい家族連れの写真撮影を前に，疲れた顔をいくばくも見せず始終満面の笑で接しているさまを見るに，実際人柄がいいのだろうなあとの印象を受ける．おいらは後ろの混雑をその喧騒から感じ取っていたため，写真撮影を遠慮することとした．そのことを伝え御両人との握手を済ませCDを受け取ると，景品表にはないステッカーがオマケについていた．どうやら，写真を取らないのならステッカーをどうぞとのこと．この心遣い，誠に畏れ入った．
なお，CDやステッカーは実に手作り感溢れるもので，TBSが事務室の夜遅くに（一部誇張）せこせことCD焼きやらやってたのかと思うと，大層貴重な品を頂いたものだなぁと感慨深いのでした．そういえば思った以上にCDを選んでいる人が少なかったなあ．中身は「なんでだろー2段熟カレー編」という今回の企画のためだけに作られた希少品．収録時間も2分程度でまさにコレクターズアイテム．
- 2段熟カレーが2段になってるのなんでだろう
- 箱の中身が8つに分けられているのなんでだろう
- 箱の色が甘口が赤色で（以下略）
- カレーライスはみんな大好きなんでだろう
- 2段熟カレーがおいしいのはなんでだろう
無事1時間がすぎ，厳正な集計作業の結果，惜しくも僅差でテツトモさんらは負けてしまったのですが，正直立地条件（もう赤城山の麓の店舗と関東平野の北の縁とではひと回りもふた回りも交通の便が異なる）とか店舗規模とかを比較した上での善戦だったわけで，ぶっちゃけ気持ち的にはこちらの勝利だと思った． つーか，一人で100個買ってく人が居るなんて…57個買っていったお父さんはどこかに配るのかしら．いくら賞味期限が1年程度あると言っても，3〜6日で一箱消費ってのは現実的でないからねぇ．
本当にテツトモさん，並びにスタッフの皆さん，お疲れ様でした．撤収中に頂いたポスターは特製CD・ステッカーと共に大切にするんよ．
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