2010年6月14日月曜日

wineメモとかいろいろ

モバイルノートのHDD交換によってwindowsのリカバリが出来なくなったのは前の通り.
仕方がないのでUbuntu10.04LTSぶち込んで動かしているわけですが,
どうにもwindowsアプリが恋しくなるため,wineを導入して誤魔化している今日この頃.

以下,いろいろいじくって見た成果というか覚書.
ちょっと弄ると直ぐにクラッシュするんですもの. 

ギコナビを動かしたい
MS common controls と ie6をインストールする
winetricksを導入しておくと便利.

ギコナビにてURLリンクをクリックした際にUbuntu側のブラウザを起動させたい
wineの機能として「winebrowser」 ってのがある.
これは,wine上で動作しているアプリからLinux側のデフォルトブラウザを起動させる為のもの.
ギコナビの設定「リンククリック時動作」に「winebrowser」を設定することで,
リンククリック時にLinux側のFirefoxが起動するようになる.
※但し,ギコナビ側でファイルの存在チェックを行なっているようなので,
「winebrowser」というダミーの空ファイルを用意し,ギコナビと同じフォルダに突っ込んでおくこと.

ファイルをダブルクリックしてwindowsアプリが起動するようにする
画像ビューアirfanviewを例に細工をしてみた.
多分他のアプリにも応用が効くとおもふ.

次のようなシェルスクリプトを用意する.(実行可能フラグを立てておく)
 
#!/bin/sh
WINEPATH=`echo 'z:\'${1} | sed -e 's/\//\\\\\\\\/g'`
wine "/home/xxx/iview/i_view32.exe" $WINEPATH  
  1. wineがexeファイルを実行するようにスクリプトを記述する.
    その後ろにexeファイルが受け取る引数を用意しておく.
  2. スクリプトに渡されるファイルパスをwine環境でのパスに書き換えてexeに渡す.
    スクリプト2行目の\が8個並んでいる部分がこれ.
    例を挙げると,
    /home/xxx/ピクチャ/yyyyy.jpg
    だったら
    z:\\home\xxx\ピクチャ\yyyyy.jpg
    というふうにrootディレクトリをz:ドライブに見立ててパスを変換する.
    (「\」を表す為にわざわざ3重エスケープするのでえらいことになってる・・・)
最後にシェルスクリプトをファイルに関連付けてうまく動作することを確認する.

もともとwebブラウジング程度しか利用していないPCだったので,これで十分使い物になりまさぁ.

↑foobar2000で上手く行かねー(2014/01/26追記)
どうやらアプリごとに対処の方法が異なるっぽい
以下,foobar2000用のスクリプト

#!/bin/sh
cd /
wine /home/xxx/foobar2000/foobar2000.exe "./${1}"


追記
winebrowser用のレジストリエントリを追加
複数のブラウザを導入するとwinebrowserが目的のブラウザを立ちあげてくれないことがある模様.
そんなときはレジストリに次のエントリを追加する.

[HKEY_CURRENT_USER\Software\Wine\WineBrowser]
"Browsers"="firefox"

cp932(改行windows)で拡張子regで保存したテキストファイルを読み込ませると良い.
※firefoxのnightlyビルドバージョンを指定する場合は,「firefox-trunk」を指定.

cdemuをDaemonTools相当の使い勝手に直す
cdemuを使ってcdmanipulatorで作成したcue+imgのイメージをマウントしようとするとエラーが発生するのは,cueファイルがUTF-8で記述されていないから.
メニューに登録されているコマンドにエンコーディングのスイッチを追加すると正常に読み込めるようになる.
cdemu load any %F --encoding=cp932
その他,ファイルを開くときのアプリのエントリはメインメニューに自動的に登録されているようなので,間違ったアプリとファイルとの関連付けを解除する場合はメニューのエントリを削除すると良い.

***
あーるさんが三日ぶりに帰宅するも首筋に怪我のあと.
じくじくはしてないけれど毛がごっそりぬけてて可哀想ではある.
最近また新顔のネコ(今度はパンダネコ)が家の近辺に出没しておるんだが関係あるのかしら.

0 件のコメント:

コメントを投稿