仕方がないのでUbuntu10.04LTSぶち込んで動かしているわけですが,
どうにもwindowsアプリが恋しくなるため,wineを導入して誤魔化している今日この頃.
以下,いろいろいじくって見た成果というか覚書.
ちょっと弄ると直ぐにクラッシュするんですもの.
ギコナビを動かしたい
MS common controls と ie6をインストールする
winetricksを導入しておくと便利.
ギコナビにてURLリンクをクリックした際にUbuntu側のブラウザを起動させたい
wineの機能として「winebrowser」 ってのがある.
これは,wine上で動作しているアプリからLinux側のデフォルトブラウザを起動させる為のもの.
ギコナビの設定「リンククリック時動作」に「winebrowser」を設定することで,
リンククリック時にLinux側のFirefoxが起動するようになる.
※但し,ギコナビ側でファイルの存在チェックを行なっているようなので,
「winebrowser」というダミーの空ファイルを用意し,ギコナビと同じフォルダに突っ込んでおくこと.
ファイルをダブルクリックしてwindowsアプリが起動するようにする
画像ビューアirfanviewを例に細工をしてみた.
多分他のアプリにも応用が効くとおもふ.
次のようなシェルスクリプトを用意する.(実行可能フラグを立てておく)
#!/bin/sh WINEPATH=`echo 'z:\'${1} | sed -e 's/\//\\\\\\\\/g'` wine "/home/xxx/iview/i_view32.exe" $WINEPATH
- wineがexeファイルを実行するようにスクリプトを記述する.
その後ろにexeファイルが受け取る引数を用意しておく. - スクリプトに渡されるファイルパスをwine環境でのパスに書き換えてexeに渡す.
スクリプト2行目の\が8個並んでいる部分がこれ.
例を挙げると,
/home/xxx/ピクチャ/yyyyy.jpg
だったら
z:\\home\xxx\ピクチャ\yyyyy.jpg
というふうにrootディレクトリをz:ドライブに見立ててパスを変換する.
(「\」を表す為にわざわざ3重エスケープするのでえらいことになってる・・・)
もともとwebブラウジング程度しか利用していないPCだったので,これで十分使い物になりまさぁ.
↑foobar2000で上手く行かねー(2014/01/26追記)
どうやらアプリごとに対処の方法が異なるっぽい
以下,foobar2000用のスクリプト
#!/bin/sh cd / wine /home/xxx/foobar2000/foobar2000.exe "./${1}"
追記
winebrowser用のレジストリエントリを追加
複数のブラウザを導入するとwinebrowserが目的のブラウザを立ちあげてくれないことがある模様.
そんなときはレジストリに次のエントリを追加する.
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Wine\WineBrowser]
"Browsers"="firefox"
cp932(改行windows)で拡張子regで保存したテキストファイルを読み込ませると良い.
※firefoxのnightlyビルドバージョンを指定する場合は,「firefox-trunk」を指定.
cdemuをDaemonTools相当の使い勝手に直す
cdemuを使ってcdmanipulatorで作成したcue+imgのイメージをマウントしようとするとエラーが発生するのは,cueファイルがUTF-8で記述されていないから.
メニューに登録されているコマンドにエンコーディングのスイッチを追加すると正常に読み込めるようになる.
cdemu load any %F --encoding=cp932
その他,ファイルを開くときのアプリのエントリはメインメニューに自動的に登録されているようなので,間違ったアプリとファイルとの関連付けを解除する場合はメニューのエントリを削除すると良い.
***
あーるさんが三日ぶりに帰宅するも首筋に怪我のあと.
じくじくはしてないけれど毛がごっそりぬけてて可哀想ではある.
最近また新顔のネコ(今度はパンダネコ)が家の近辺に出没しておるんだが関係あるのかしら.
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