2011年7月5日火曜日

ギャラガレギオンズDX

先週XBLAでリリースされたギャラガレギオンズDXが熱い.
前作では一時全世界TOPの座に着いていたこともあったので,
(もちろん今では手の届かないところにいってしまった)
今回も面白いんじゃろうなぁと期待してみた.

前作ではサテリテ(オプション)の配置がゲームの肝であるものの,
反面自由度が高すぎることに依る攻略の糸口の見つけにくさから
割と人を選ぶ作りをしていたのが,
今回はオーソドックスなジオメトリウォーズタイプの全方向シューティングに様変わり.

もともとのアクの強さにどっぷりと浸かっていたアタシは
万人向けにリニューアルしてしまった操作性に若干違和感を覚えた.
意味不明な難しさの上,全く先が見えない中での暗中模索が面白かったのに,
今回用意された全9ステージはボリュームこそ増えたものの,
ダウンロードした当日にALLクリアできる程度に難易度が低い.

こいつはやっちまったのか?と思ったが,点数稼ぎを進めていくうちに早とちりだったことに気づく.
実は今回がサテリテの切り替えができて,場面により1方向集中攻撃か分散攻撃かを選ぶことができるのだ.
当初このギミックに気づかず,単なるジオメトリークローンとして遊んでいたため,
なにやらあっさりとしたゲームに仕上がってしまったなあと勘違いしたワケだ.

サテリテの切り替えが見つかれば,次に思いつくのは効率のよい敵の全滅方法の模索であり,
製作者側の意図した「極限までの早回し」「1ショットKILLボーナス」に気付けば
次第にその快感に酔いしれることになる…まさに罠にはまるということだ.

また,前作の異様にサックリと死ねるデザインはゲームのテンポを乱すために廃止され,
その代わり敵に接近すると少しの間スローモーションが掛かるようになった.
この時”半無敵”状態になることでミスが減り,全体としてのゲームのリズムが維持される.
このことがゲーム開始からひしひしと感じる疾走感に繋がっている.

そして気に入らなければ”捨てゲーボタン”を押せばすぐにリスタートという親切(?)設計.
1機死んで,はいさようなら.1機逃して,はいそれまでよ.
自分の理想とするパターンを追い求め,トライアンドエラーの山を築いていくうちに
次第に上がるテンション,伸びていく点数,上昇していくランキング.

そして上位200位までのリプレイは強制的にサーバーにアップロードされ,誰でも閲覧が可能.
すなわちトップランカーのパターンは秘密にならず,いつでも自分のプレイに組み入れることができる.
実際,”無敵状態”を逆手に取った速攻パターンなんて自分では見つけられない.
反面全てのパターンは改良のタネにされる可能性があり,自分だけのパターンというものは存在しないのだ.
前作では何をどうやったらこんなに点数が伸びるのか全く持って意味不明だったけれど,
これはこれで誰でもマジックのタネが見えてしまうのだからランカーからすれば凄く怖い.

そう,つまりこれは全シューターに突きつけられた挑戦状なのだ.
あらゆる手を使い究極までパターンを突き詰めて至高のスコアを狙ってくださいという.
まぁ普通のプレイヤーはそこまでやり込まないのでしょうが.

昨日は8面において偶然全てが理想的に繋がり2位とは50万点差をつけてTOPをとれた.
TOTALでは全世界4位までは来ていて,2位までは射程圏内.
リプレイを見る限りTOPもまだまだ狙える位置にあるので,しばらくやりこみます.

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