2012年1月19日木曜日

物件交通事故当事者の皆様へ

というわけで、ちょこんと車をぶつけられてしまった訳ですが、警察の手続きの際にもらった紙をそのままにしておくのもなんとも口惜しいので、文面を転載してみることとす。
少し目を通しておけば万が一の際、どんなことに気を付けなければならないかの手助けになるはず。


表面
物件交通事故当事者の皆様へ
本日の物件交通事故の取扱い担当は
□□□□□警察署(隊)□□□□課□□□□□です。
  本日、人命に関わる事故にならなかったことは、不幸中の幸いです。
  今回の事故を教訓として、安全運転、防衛運転に努めてくださるようお願いします。
  それでは、今後の対応等について、ご説明します。

  1. 今回の物件事故の措置
    •   交通切符・反則切符等を作成され、反則金の納付、裁判所への出頭などを告げられた方以外は、これで、警察におけるすべての手続きが終了しました。
    •   ただし、今回の事故により怪我人が出たとして、後日、人身事故への変更届が出された場合には、改めて捜査しますので、その際には、当警察署までご足労いただくこととなります。
    •   警察が行う捜査は、事故に関する刑事責任・行政責任を追求するための手続きです。
        従って、怪我をさせた側の運転者の方はもちろん、怪我をした方であっても、事故の発生に責任がある場合には、双方の刑事責任・行政責任を追求することとなります。
  2. 示談の話し合い
      交通事故には、様々なケースがあり、責任の度合いもまちまちです。お互いに、反省すべきは反省することが大切ではないかと思われます。
      本日は、幸いにも怪我をされた方はおりませんでしたが、後日、怪我人が出たとして人身事故への変更届出がなされることにより、責任の度合いによっては、自己の両当事者ともに行政処分、刑事処分が科せられるケースもあります。
      お互いに誠意をもって、円満に解決してください。
  3. 物件事故から人身事故への変更届の概要
    1. ①  警察では、物件事故から人身事故への変更届が出されますと、業務上過失傷害等の立証に向けた捜査を開始します。
    2. ②  その際、実況見分などの必要な捜査を行う日時を指定しますので、物件事故から人身事故への変更届をなさる方は、裏面に記載のお問い合わせ先へ事前に電話連絡をして下さい。(両当事者のご都合等を考慮して日時を指定しますので、数日後になることもあります。あらかじめご了承ください。)
    3. ③  指定された日時に、両当事者お揃いで当警察署へおいでいただき、事故現場での実況見分、両当事者の取調べ等を行います。現場までの往復時間などを含め、おおおそ3時間〜4時間程度かかります。
    4. ④  当日の捜査が終了しますと、責任度合いに応じた刑事処分や行政処分の手続きを行います。
裏面
※  人身事故へ変更する場合には、事故車両の損壊状況等についての実況見分が必要になる場合もありますので、事故車両の修理や廃車等の手続きについては、見合わせてください。
  また、事故車両の損壊部分について、写真撮影をお願いすることもありますので詳細については、下記警察署の交通課又は高速道路交通警察隊へお問い合わせの上、警察官の指示の従ってください。
  1. 交通事故証明書の請求手続き
    1. ①  各都道府県に自動車安全運転センターの事務所がありますので、どこの事務所でも請求手続きを取ることが出来ます。
        △△県内で発生した交通事故については、下記の事務所窓口で請求しますと、その場で証明書が交付されます。
    2. ②  郵便為替でも請求できます。
        警察署、交番などに請求用紙が備え付けてありますので、その用紙に必要事項を記載し、手数料を添えて、最寄りの郵便局で手続きをしてください。
      郵送されるまで、おおよそ1週間程度かかります。
●自動車安全運転センター△△県事務所
□□市□□町XX番地X 総合交通センターX階
電話 XXX-XXX-XXXX

本日の交通事故に関するお問い合わせ先
△△県□□□□□警察署交通課(高速道路交通警察隊)
電話(代)XXX-XXX-XXXX





  • 事故の日時
  • 事故の場所
  • 相手方の住所
  • 氏名
  • 連絡先
  • 車両ナンバー

とまあ,このような紙を双方で取り交わしその場はお開きとなったわけです.
完全に相手のよそ見が主たる原因とはいえ,事故の起こった病院の駐車場には駐車スペースからあぶれた車がたくさん乗り捨ててあって,ただでさえ細い通路を塞いでいる始末.近隣の県からも患者を受け入れている立場上,病院側がもうすこし広い駐車スペースを設けていればこんなことにならなかったんじゃないかと思うのです.

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